「おかやま100人カイギ」が8月7日、KSB瀬戸内海放送岡山本社(岡山市北区大供3)で開かれる。
100人カイギは2016(平成28)年1月、東京港区で始まった。渋谷区、新宿区、川崎市、高知市のほか、ライターやCXOなどエリア以外の同イベントも含め30カ所以上で開かれている。ゲストスピーカー5人の話を聞くことができ、20回開催し100人が話し終えたら解散となる。今回が第1回で、毎月1回のペースで開かれる予定。
同イベントは、同社50周年記念事業の一環。社員200人以上に対して同社がどんな存在であるべきかというアンケートを取り、「地域を笑顔にする」「地域を元気にする」などの結果を元に事業も社内公募した中の一つ。
第1回のゲストスピーカーは、「Koenbench」(岡山市北区番町2)でコーヒー豆の焙煎(ばいせん)とカフェを営む江原隆介さん、「奉還町四丁目ラウンジ・カド」の店主・成田海波さん、地域の中で看護師を生かした健康的なまちづくりを行う「コミュニティナース」の菱沼路代さん、グラフィックデザイナーの水野重寿さん、子どもの服や絵本の物々交換コミュニティー「triccco(トリコ)」の岩田由佳さん。
会場はテレビ局内のスタジオを利用し、司会はアナウンサーが行う。ライブ配信も行う。岡山だけでなく、全国で移住を考えている人などにも、岡山の良さを「人」にフォーカスを当てて伝えることを試みている。
同社担当の木下志穂さんは2007(平成19)年に岡山に移住。「会社の中だけのコミュニティーで過ごしていたが、街に出るようになり、多くの面白い人に出会えた。大企業に勤めるという働き方だけでない、多様な生き方の人に出会えたことを強く覚えている」と話す。
ゲストスピーカーは有名人でないが身近にいる面白い生き方をしている人を選んでいるという。「ゲストスピーカーの話した後、参加者とフラットに話ができる時間も準備している。女性のスピーカーにも注目してほしい」とも。
開催時間は19時~21時。参加費=1,000円。