「立川志の彦・落語会」が2月24日、朝昼の2公演開かれる。岡山公演の会場は、ハッシュタグ(岡山市北区北長瀬表町)、倉敷公演の会場はつくぼ片山家(倉敷市帯高)。
立川志の彦さんは、落語立川流立川志の輔さんの5番弟子。2007(平成19)年に入門し、2014(平成26)年で二ツ目に昇進し、これまでに全国23県、ロンドン、ブリュッセルでの公演も経験している。2017(平成29)年10月に初の岡山公演以来、奉還町、玉野、総社、直島、北長瀬など10公演以上開催してきた。
志の彦さんは「岡山は、落語にご縁がなかった人も多いかもしれないが、一度ハマると長く応援してくれる人情に厚い人が多い。岡山のデミカツ丼と桃の缶詰がお気に入りで訪れると食べている。初めての人でも楽しめる落語会にしたい」と話す。
岡山公演は、昨年夏に完成したブランチ岡山北長瀬内にあるハッシュタグで朝10時からの「朝落語」。倉敷公演は、約210年前に建てられた旧庄屋分家の古民家を使って行われる「古民家で落語」。同建物内にある練習用の能舞台を会場として古典落語を予定している。
つくぼ片山家プロジェクトの滝口美保さんは「落語を聞いた経験は数少なく、面白さがよくわからなかった。身近な場所で聞けるようになり、楽しさが分かるようになりたい。落語の話に出てくる世界は、現代のヒントにもなりそう」と話す。
開演時間は、岡山公演=10時、倉敷公演=15時。入場料は、前売り=1,800円、当日=2,000円。問い合わせは、公演実行員会(TEL 080-3107-5759)まで。