リリース発行企業:菅公学生服株式会社
菅公学生服株式会社 (本社:岡山市北区駅元町、代表取締役社長:尾崎 茂 以下:カンコー学生服)は毎月最終火曜日に結果を発信している調査レポート「カンコーホームルーム 」Vol.236にて、「中学・高校生の学校選びのポイント」の調査データを公開しました。
中学・高校受験では、自分の個性や学力に見合う学校かどうか、校風や教育理念、授業内容や部活動、進路実績などの情報を収集・検討して、最終的に受験校を決定することが重要です。
では、中学・高校生は志望校を考える際、どのような情報を必要としているのでしょうか?今回は、全国の中学・高校生1,200人を対象に、進学時に知りたい情報、学校情報の入手方法、進学先の制服への関心度について調査しました。
◆調査結果サマリー◆
●進学時に「制服のデザインが気になる」との回答が全体の6割弱、女子では7割超
●進学時に知りたい情報は「部活動」が最多、次いで「授業内容や学校行事」
●中学生は「学校制服・デザイン」「校則や服装規定」も上位に
●学校が発信する情報に加え、デジタルメディアを活用した学校情報収集も広がる
◆まとめ・見解
進学時の学校選びは、新しい環境での学校生活を方向づけるターニングポイントです。そのため、志望校の選定では、偏差値だけでなく、部活動、授業内容、学校行事、進路実績、学校の雰囲気、そして学校制服などが中学・高校生の知りたい情報としてあげられています。
今回、全国の中学・高校生1,200人を対象に、進学先の制服への関心度について調査したところ、「とても気になった」と「どちらかと言えば、気になった」をあわせると、全体で約6割が気になったと回答していました。特に女子の関心は高く、約7割が制服を気にしていることがわかりました。
また、進学時に知りたい情報として、「部活動」「授業内容や学校行事」「進路実績」「学校生活や在校生の雰囲気」などが多くあげられています。中でも中学生は、「学校制服・デザイン」(57.3%)、「校則や服装規定」(53.1%)と、制服や服装に関する情報への関心が高いことが明らかになりました。
そして、情報収集の方法は、「学校のホームページ」を見たり、「学校説明会・オープンスクール」に参加したりといった従来の手段に加え、 「SNS(X、Facebook、Instagram、LINE、TikTok)」 (中学生12.4%、高校生12.8%)、「インターネットのニュース記事」(中学生10.8%、高校生9.4%)、「YouTube」(中学生5.8%、高校生4.7%)といったデジタルメディアの利用もみられました。
このように、最近の中学・高校生の学校選びは、従来の学校から直接発信される情報源に加えて、SNSや動画サイトといったデジタルメディアも広く活用しているのが特徴です。情報の種類、量、そして入手方法などが多様化する中、最終的には一人一人の個性や将来の目標に合致した学校を選択することが求められています。
◆調査結果
1.進学先の制服への関心度
●進学時に「制服のデザインが気になる」との意見が全体の6割弱、女子では7割超
進学先の学校の制服がどのようなデザインかについて、「とても気になった」(全体21.4%、中学生21.6%、高校生21.4%、男子11.7%、女子31.2%)という結果で、特に女子はとても気になったという回答が3割を超えていました。「どちらかと言えば、気になった」(全体35.9%、中学生40.2%、高校生34.8%、男子31.3%、女子40.5%)をあわせると、制服がどのようなデザインか気になったという回答は全体では57.3%を占め、女子は71.7%と全体平均に比べて10ポイント以上関心が高いという結果になりました。
Q.あなたは進学時、その学校の制服がどのようなデザインか気になりましたか。(単数回答)
2.進学時に知りたい情報
●進学時に知りたい情報 「部活動」が最多、次いで「授業内容や学校行事」
進学時に知りたい必要情報は、「部活動」(中学生65.1%、高校生46.4%)が最も多く、次いで、「授業内容や学校行事」(中学生51.5%、高校生46.4%)、「進路(進学・就職)実績」(中学生39.0%、高校生48.6%)、「学校生活や在校生の雰囲気」(中学生50.6%、高校生45.5%)などがみられました。
●中学生は「学校制服・デザイン」「校則や服装規定」も上位に
また、中学生は、「学校制服・デザイン」(57.3%)、「校則や服装規定」(53.1%)といった制服や服装に関することも知りたい情報として上位にあげていました。
Q.あなたが、進学時に知りたい必要情報は、どのようなことですか。(複数回答)
3.学校情報の入手方法
●学校が発信する情報に加え、デジタルメディアを活用した学校情報収集も広がる
進学する学校の情報の入手方法としては、「学校のホームページ」(中学生36.5%、高校生43.1%)、「学校説明会・オープンスクール」(中学生24.9%、高校生44.7%)、「学校案内のパンフレットや資料」(中学生25.7%、高校生40.4%)、「学校の先生」(中学生27.4%、高校生35.5%)など、学校から直接発信される情報源が多くあげられました。
また、「SNS(X、Facebook、Instagram、LINE、TikTok)」(中学生12.4%、高校生12.8%)や「インターネットのニュース記事」(中学生10.8%、高校生9.4%)、「YouTube」(中学生5.8%、高校生4.7%)といったデジタルメディアの利用もありました。
Q.あなたは、進学する学校の情報をどのようにして知りましたか。(複数回答)
◆調査概要
・調査主体:菅公学生服株式会社
・調査対象:全国の中学・高校生 1,200人
・サンプルサイズ:
・調査方法:インターネットリサーチ
・実施時期:2025年4月
・調査委託先:株式会社ネオマーケティング
※結果公開URL: https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom/vol236
【カンコーホームルーム】
菅公学生服株式会社が、生徒を取り巻く環境や生徒の意識・ライフスタイルについて多角的に調査・分析し、毎月最終火曜日に、結果を発信している調査レポート。
テーマは、「中高生が着たい制服・体操服」、「部活動で身につく力」、「学校教育とSDGs」など多岐にわたる。調査結果は、当社の事業エビデンスとしてだけでなく、広く一般に公開することで論文や教材、新聞・テレビ番組で引用転載されるなど、多方面でも活用されている。
発行日:毎月1回最終火曜日更新
公開方法:WEB https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom
調査テーマの募集、ご意見・ご要望受付:https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/demand
引用・転載のお申込み: https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/quotatio