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岡山の農産物直売所「街の駅 おばあちゃんの台所」、岡ビル市場に移転

店舗外観。岡ビル市場内の道路に面した位置にある

店舗外観。岡ビル市場内の道路に面した位置にある

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 岡山の農産物直売所「街の駅 おばあちゃんの台所」(岡山市北区野田屋町1、TEL 086-237-1200)が岡ビル市場に移転して2カ月が過ぎた。オープン日は2月24日。

店内の様子

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 岡山県産をメーンとする野菜・果物・加工品・特産品・パン・調味料・日本酒など約250品目を扱う。地元テレビ局「テレビせとうち」で放送中の、岡山の田舎のおばあちゃんの料理を紹介する番組「おばあちゃんの台所」ともリンクし、番組中で紹介されたレシピにできるかぎり沿った内容の食材もそろえているという。

 新店では安富牧場から直送の「ジェラート」も始めており、定番の「いちご」「チョコレート」「黒ごまはちみつ」(シングルコーン・カップ350円、ダブルコーン・カップ 450円)などのほか季節限定の味も楽しめ、オープン直後の2月の寒い時期からよく出ているという。

 ほかには美作市の農家自家製の「辛しナス」(195円)や、イベント販売がメーンのため「店舗で買えるのはここだけ」という同市御津産の米粉を使ったどら焼き「岡山もん」(190円)もリピーターが付くほどの人気。そのほか、「学生農業生産法人いぶき」が瀬戸内市の農家と共に生産する新鮮野菜や苗も。岡山産フルーツのゼリーや缶詰、ジャムは、贈答用にギフト包装・地方発送も行っている。

 街の中心部にありながら県内全域の商品を網羅しており、普段使いのほか岡山土産を探しに来る人も多い。客からは「今までわざわざ遠くの道の駅まで買いに行っていた」「ここで買えるなんて、もっと早く知っていればよかった」などの声も聞くという。

 店長の大月梨恵子さん(28)は「岡山には魅力的なこだわり商品が多い。地元の方はもちろん、県外からの方にもぜひ立ち寄ってほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は9時~18時。日曜定休。

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