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ベニーノコーヒー、岡山の三角形ビルに移転 単一品種豆を自家焙煎

「Benino COFFEE(ベニーノコーヒー)」店主の永井素耀さん

「Benino COFFEE(ベニーノコーヒー)」店主の永井素耀さん

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 「Benino COFFEE(ベニーノコーヒー)」(岡山市北区津島西坂2)が2月7日、移転オープンした。

「Benino COFFEE(ベニーノコーヒー)」が2階に入居するビル1

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 店主の永井素耀さんは大学生の時、カフェ巡りや、コーヒー豆専門店で購入していれて飲んでいた。卒業後は医学療法士として勤めるが、「コーヒー豆の輸入や焙煎(ばいせん)などコーヒーに関わる仕事をいつかはしたい」と考えていたという。

 コロナ禍の2022年、JR岡山駅前のホテルグランビア前にコンテナで営業する「スタンド・ベース・オカヤマ」にうどん店、かき氷などを提供する台湾料理店、居酒屋と一緒にコーヒー店を出店するも、約6カ月で終了。その後、間借り営業をしながら見つけたのが、カフェフレンド(岡町)がベーグルのテイクアウトをしていた1階スペース。イベント出店を年間50回ほどするなどしながら約2年間営業した後、現在の三角形のビルに移転オープンした。

 メニューは、マンデリン・トゥルーブルー、グァテマラ・アティトラン、ブラジル・トミオフクダ、エチオピア・イルガチェフェなど単一品種のコーヒー(480円)4種を焙煎して提供する。今後は、苦みと酸味の強い・弱いなど、各2種の8種を用意する予定。カフェ・ラテ(500円)、抹茶ラテ、ほうじ茶ラテ(以上450円)、ベーゼルナッツラテ、ジンジャーブレッドラテ(以上550円)も提供する。

 永井さんは「アジア、アフリカ、中南米の豆を自家焙煎して、いつでも飲めるようにする。まずはどのエリアで取れた豆が好きか、通ってもらうほどに好みが分かっていくような店にしたい」と話す。

 そのほか、カラメルソースの代わりにエスプレッソをかけて食べる「エスプレッソプリン」(500円)、バスクチーズケーキの表面をクリーブリュレのようにバナーで焼く「炙(あぶ)りチーズケーキ」(600円)を自家製で提供する。

 「『ベニーノ』はイタリア語で『ちょっと良い』という意味。コーヒーで一日がちょっとだけ良くなる手助けになれれば。今後は企業や店舗とコラボしたドリップバッグを作りたい。美容室で飲むコーヒー、眼鏡店で飲むコーヒー、企業で打ち合わせ中に飲むコーヒーなどで、ちょっと良い時間や会議になれば」とも。

 営業時間は12時~20時(朝営業のある日は7時~15時)。イベント出店日は休み。

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