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岡山の讃岐うどん店「うどん村」、3代目店主にバトン 来年は20周年企画も

前店主の有吉輝芳さんから丼を受け取る新店主の伊藤伸成さん

前店主の有吉輝芳さんから丼を受け取る新店主の伊藤伸成さん

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 讃岐うどん店「うどん村」(岡山市北区辰巳)の経営が9月1日、新たな店主に引き継がれた。

うどん村の店内1

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 2023年12月に前店主の有吉輝芳さんが、創業者の大山雅弘さんから事業を引き継いだ。香川県生まれの大山さんが守ってきた味は変えず、SNSなど発信を増やし売り上げも以前の1.3倍ほどになったという。同じ時期に新店主の伊藤伸成さんも入社した。

 伊藤さんは大学卒業後に入社した会社に約20年勤めた。父が役員を務めていた会社で、いつか脱サラして、「父を超えたいと思っていた」という。これまでも何度か転職の機会があったが、踏み出せずにいた伊藤さんは、同店の大ファンの友人から事業承継の話を聞き、一念発起したという。

 伊藤さんは「全く違う業界だったが、自分で決めた人生を歩むため決心した。毎日、現場に出て学ぶことも多いが、何より人に恵まれていることに感謝。毎日600人が利用してくれることに新村長としてプレッシャーもあるが、小さい時から食べてきたソウルフードとして変わらない味を届けられるように努力し、100年続く店にしていきたい。来年は20周年なので、感謝祭を開けるように準備していく」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~16時。

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