ハーブ喫茶「DEA(デア)」が上之町会館(岡山市北区天神町)の「カフェ工房」にオープンして、10月9日で1カ月がたった。
同館2階のカフェスペースを間借りして毎週火曜に出店する同店。食事メニューとしてハーブの入った2種のカレーと食前のハーブティーを提供する店として、9月9日にオープンした。
店主の満田規恵子さんは、母親が糖尿病を患い何もしてあげられなかったという経験から、ハーブティーなど植物の力で自然治癒力を高める方法などを学ぶようになった。これまでは、自宅などで「MADRE TERRA(マードレテッラ)」のブランド名でブレンドハーブティーを販売してきた。
メニューは、「万願寺とうがらしやナスなどの具材が溶けんこんだサラサラのグリーンカレー」「厚切りレンコンやカボチャ、ビーツなどの具材が食べ応えたっぷりの濃厚なレッドカレー」のカレー2種と9種の豆を使った「ステバニーニ家のミネストローネ」を提供する。季節によって使う具材を変更するが、10月からは同時に2種のカレーが楽しめる「合いがけ」も始めた。
グリーンカレーにはコブミカンの葉(バイマックルー)、レッドカレーにはホーリーバジル、ミネストローネには野生のオレガノを使っている。カレーのデザートにはイチジクのマリネ、ココナツプリンを添える。
食前に提供するハーブティーは、赤じそを使いミネラルやビタミンを含んだ赤いハーブティー「リンダ・エステターテ」、イタリア語で地中海を意味するオレンジスパイスティー「メディテラーネオ」をこれまでは提供してきた。
次女の佳穂さんがパッケージの絵を担当したハーブティーの茶葉を販売する。28日には夫の康弘さんが監督した映画「カウラは忘れない」の上映会のコラボ企画として食事を提供した。映画は同館で30日、11月1日・2日も上映する。
営業は火曜の11時~15時。