岡山市の居酒屋が5月20日にラーメン店「とんとんびょうし」(岡山市北区北方2、TEL 086-222-6220)として生まれ変わり3週間がたった。
もとは北区東島田町にあった居酒屋「やじろべー」で、当時出していたメニューの一つであるラーメンの評判が良く、若者の酒離れも感じたことから場所も変えて業態転換を図った。店舗面積は40坪で、席数はカウンター・テーブル席合わせて40席。仕込みを重視するため、店内スペースの半分を厨房に充てている。
店長・松岡諒(りょう)さんの「おすすめ」は「コラーゲン醤油(しょうゆ)らーめん」(700円)。豚足でだしを取っており、あっさりした味とコラーゲンを多く含むことから女性客の注文が多いという。居酒屋時代からの名物「豚足」(380円)も引き続き提供。炊き込みご飯に自家製チャーシューをのせた「炙(あぶ)りチャーシューごはん」(みそ汁付き、700円)や、独自のたれを使った「岡山名物 えびめし」(コールスロー付き、700円)なども提供する。
松岡さんは「豚足だしのスープは日本でもうちだけだと思う。オープンから3日間は予想以上に好評で、仕込みが追い付かず、家にも帰れず、寝る時間も無いほどだった」と笑顔で話す。「コラーゲン効果もあり女性客にも順調に足を運んでいただいている。ラーメンは塩バター味も提供しており、両方を比べるカップル客も多い」とも。
営業時間は11時~14時、17時~22時(土曜・日曜・祝日は11時~22時)。水曜定休。7月から、現在使っていない座敷席を使って「居酒屋コース」(前日までの予約のみ)も始める予定。