岡山市のコインパーキング「三井のリパーク」磨屋町第3駐車場(岡山市北区磨屋町6)に7月12日から、ペットボトル入り濃縮ダシじょうゆ「だし道楽」の自動販売機が設置され、話題を呼んでいる。
設置するのは「三井不動産リアルティ中国」で、これまで広島県内の「三井のリパーク」駐車場4カ所に7台置いている。最も売れている場所では2台ある自販機に行列ができるほどで、1日に200本売れる日もあるという。これを受けて岡山での設置を開始。今回が初となる。
「だし道楽 焼きあご入り(500ミリリットル)」 (650 円 )と、 「だし道楽 昆布入り(同)」(450 円 )の2種類があり、製造・販売元は広島県江田島の「二反田醤油」。自動販売機で売り出すスタイルが話題を呼び、地元だけでなく全国のメディアにも取り上げられ注目を浴びている。自動販売機もコインパーパーキングも、24時間・年中無休で稼働していることから設置に至ったという。
岡山支店リパーク事業グループの中茂(なかも)淳さんは「通勤路であり、人気の飲食店が並ぶ通りに面しており、パーキング利用者も多いことからこの場所を選んだ」と話す。通りを行く人からの反応も上々。驚いて立ち止まり携帯で写メを撮る人や、会社帰りに買って行く人の姿も見られるという。「ほかにも駐車場利用でTポイント(TSUTAYA主催のポイントカード)が貯(た)まるなどの特典もある。駐車ついでに買って、ちょっとしたお土産や話題づくりに利用してほしい。帰りが遅くなった時には奥さんの機嫌回復にもぜひ」と笑顔で話す。
18日には8時~12時30分の間に同駐車場の利用者先着36人に同商品1本をプレゼントするキャンペーンも行った。今後は同市内「三井のリパーク」駐車場で街中を中心に増やしていく予定。