サッカーJ2「ファジアーノ岡山」が8月15日、シティライトスタジアム(岡山市北区いずみ町)で第12節「アルビレックス新潟」戦を行った。
新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛解除後、ホームでの有観客試合は6回目。ファジフーズは、当日限定の「岡山新見コシヒカリ団子」(350円)や「白桃杏仁(あんにん)豆腐」(450円)、「岡山産ソーセージ!トルティーヤキーマフランク」「タピオカピンクグレープフルーツ」(以上500円)などが販売された。約2000人のファン・サポーターが観戦した。
ファジアーノ岡山は前節、栃木SCに1-2で負け、15位としていた。野口竜彦選手のJリーグ初ゴールで先制するが、チェ・ジョンウォン選手のレッドカードにより10人で戦う苦しい展開となる。後半ロスタイムに栃木SCの柳育崇選手がゴールを奪い決勝点となった。この試合で、椋原健太選手がJリーグ通算200試合出場となった。
この日の第12節の試合は、7月11日から3勝5分けで8試合負けのないアルビレックス新潟をホームに迎えて戦った。後半41分、ゴールキーパーのポープ・ウィリアム選手からの正確なロングパスが徳元悠平選手にわたり、上門知樹選手とコンパクトなパスをつなぎ、白井永地選手がミドルシュートを決め先制。白井選手は、水戸ホーリーホックから移籍加入して初ゴールとなった。結果1-0で勝利し、ホーム2連勝。通算4勝3分け5敗の13位とした。
8月19日から「岡山県PRESENTS 県民の元気創出&サンクスプロジェクト」として、岡山県内在住者限定で「2020オリジナルユニフォームシャツ付きチケット」の受付を始める。9月2日の第16節「松本山雅FC戦」では、通常当日販売で2,100円するバックスタンドA自由席が、同シャツが付いて無料となる。そのほか、メインスタンドA自由席(400円)、S自由席(900円)、メイン南指定席(1,300円)、SS指定席(1,700円)、FAGIシート(2,300円)にも同シャツが付く。
ファジアーノ岡山広報担当者の森井悠さんは「現時点で定められたガイドラインに沿って、安全に観戦いただけるように準備している。新しい様式の中でぜひ試合を楽しんでほしい」と話す。通常時、同スタジアムでは最大1万6500人がサッカー観戦できる。現在は、新型コロナウイルス感染拡大を予防するため、座席間隔を半径1メートルに離して運営していて、約3500人分の席を用意している。
次節は8月19日、鳴門・大塚スポーツパーク・ポカリスエットスタジアム(徳島県鳴門市)で3位の徳島ヴォルティスと戦う。