「ちょい飲み」イベントが10月23日、岡山駅前商店街で始まる。
岡山駅前商店街「ちょい飲み」で使用される岡山刑務所製作のテーブル
岡山駅前商店街振興組合の協力で企画した同イベント。「岡山サタデーナイトカーニバル」「土曜夜市」など、新型コロナウイルス感染拡大の影響で今春以降予定していた商店街イベントが全て中止となったため、今年初のイベントとなる。
岡山市では7月8日~11月30日、申請認可を受けた店は道路上でのテークアウト販売やテラス営業を行うことができる。同商店街の場合、道路中心線より1.75メートル、両側合わせて3.5メートルを開けた残りの部分を使うことができる。
当日は、桃のマークを付けた緑色のコーンとテープでテラス部分を区分するほか、岡山県産ヒノキを使った岡山刑務所製作のテーブルを配置。テーブルにも桃のマークが刻印されている。
同商店街の19店が参加し、各店で飲食メニューのセットを1,000円で提供する。「のんき坊」「磯家」「イチ竺」「麺屋ひぐま商店」はドリンクを2杯とフードを用意するほか、「岡山駅前銘酒センター」は県内外の地酒、「いざ酔の月」はママカリ酢漬けと黄ニラのおひたし、「やきとり家すみれ」は大山どりの唐揚げ、「タナタナ」はヤンニョムチキンなど店の特色を出したメニューを用意する。
岡山駅前商店街振興組合理事長の土居和正さんは「春以降、会食はほとんど無くなった。商店街の夜は人が少なく、売り上げは落ちている。テラス席を使うなど3密を避け、商店街でいろいろなメニューを楽しんでほしい。友人と出掛けるきっかけにしてほしい」と話す。
11月21日まで。