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岡山の高校生が「中学生向け・高校説明会」 学校選びと受験のモチベーションアップに

(左から)」「おかやまJKnote」の城山寛介さんと野村泰介さん

(左から)」「おかやまJKnote」の城山寛介さんと野村泰介さん

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 現役の高校生が企画する「私たち目線の高校説明会」を8月7日、「奉還SGSG」(岡山市北区奉還町3)で開く。

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 主催の「おかやまJKnote(ノート)」は、岡山県内10校以上の生徒が学校の枠を超えて自分のやりたいことと社会のニーズを結び付ける高校生有志から成る団体。2018(平成30)年に結成し、「18歳成人式」の企画やコロナ禍での「高校生全国オンライン会議」を開催してきた。

 同企画は、2年ほど前に高校受験対策の学習指導を検討したことから始まった。多くの教科を教えることが困難であること、新型コロナウイルスの感染拡大により対面での学習指導が難しいことから、「JKnote」のメンバーで鹿島朝日高校3年の城山寛介(かんすけ)さんが自分の学校を紹介する在校生による高校説明会を計画した。

 岡山県内の高校の多くは、7月から10月にかけてオープンスクールを開く。オンラインでの開催や人数制限をする学校も多い。当日は、岡山芳泉高校、岡山後楽館高校、岡山工業高校、西大寺高校、邑久高校、備前緑陽高校、岡山操山高校、関西高校、山陽学園高校、清心女子高校、創志学園高校、岡山高校、鹿島朝日高校の中から、予約時に希望のあった高校を紹介する。

 城山さんは「中学生は高校生活をイメージすることは難しい。パンフレットなどでは分からない文化祭や体育祭の雰囲気や部活動・行事、先生や校則のことなどを本音で話す。志望校受験へのモチベーションにつながればうれしい」と話す。

 「おかやまJKnote」を主宰する一般社団法人「SGSG」代表理事の野村泰介さんは元高校教諭。「高校の選び方は一つではない。制服や校則、部活や行事、学力や校風、生徒にあった学校選びを感覚の近い高校生から聞いて選んでほしい。希望があれば、親向けのアドバイスも考えている」と野村さんは話す。

 開催時間は14時~16時(30分ごとの入れ替え制)。

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