コールドプレスジュース店「East plus(イーストプラス)」(岡山市北区高島新屋敷)がオープンして4カ月がたった。
コールドプレスジュースは、生の野菜や果物を強い圧力をかけてつぶし、材料の水分を絞り出すジュース。ミキサーなどで細かく砕かないことから、繊維質がなく消化がよいとされる。
同店は、「ひがしリハビリテーション・整形クリニック」(同)のスタッフだった福田優未さんが起業。同ジュースの監修は同クリニックの医師・片岡昌樹さんと管理栄養士の田原奈々絵さんに依頼した。同じ敷地内には「ひがしメディカルフィットネスクラブ」(同)もあり、ジュースの栄養と共に運動・メンタルを健康の3要素と捉えて展開する。
ジュースには、瀬戸内エリア産の野菜を農家から直接購入し、使用している。福田さんは「無農薬や減薬のものを選ぶようにしている。友人らと畑で野菜を育てているので、提供している芋掘りイベントなどの農業に触れる機会と併せ、農家の野菜作りに対する思いも伝えたい。香料や保存料、甘味料や砂糖などは使っていない。果実と野菜だけの素材の味を味わってほしい」と話す。
メニューは、注文を受けてその場で作る「日替わり限定メニュー」のほか、持ち帰り用のジュース8種類を冷凍パウチで提供。冷え性や胃腸の弱い人に薦めたいという「ニンジン・リンゴ・ショウガ」、食べ過ぎや飲み過ぎの人に同じく薦めたいという「ニンジン・オレンジ・レモン・ウコン」、ビタミンが補給できる「ブルーベリー・リンゴ・キウイ」などを用意している。
福田さんは「コールドプレスジュース1本につき約300グラムの野菜を取ることができる。繊維質はほぼない。野菜が苦手な子どもや妊婦、退院後の人などにも薦めたい」とも。
営業時間は9時30分~17時。水曜・木曜・金曜・土曜定休(祝日は営業)。