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岡山・邑久町の伝統工芸品「張り子の虎」 カフェ「キノシタショウテン」が販売

キノシタショウテンの店主・木下尚之さん

キノシタショウテンの店主・木下尚之さん

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 カフェ「キノシタショウテン」(瀬戸内市邑久町)が現在、「武久守商店」(同)の伝統工芸品「張り子の虎」を販売している。

「武久守商店」の伝統工芸品「張り子の虎」1

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 同店は2010(平成22)年にオープン。現在、同市のほか、備前市・岡山市・京都市に系列店8店舗を展開する。店主の木下尚之さんが世界各地のコーヒー農園を訪れ仕入れるというコーヒー豆を自家焙煎(ばいせん)して提供する。

 取り扱う張り子の虎は、2種類。端午の節句で飾られる首を振る張り子の虎(1,650円)と今年の干支(えと)の「寅(とら)」張り子(1,430円)。どちらも約15センチの大きさで首振り張り子は通年販売する予定。白い干支の張り子は、無印良品の2022年福缶・日本の縁起物として封入されている。

 武久守商店は約65年前から張り子の虎、だるまを作る。江戸末期から農家が農閑期に製造するようになったというが、現在、邑久町には同店だけとなった。同店では夫婦2人で、干支の張り子を約2000個、端午の節句の虎1000個以上を作っている。社長の武久忠さんは「張り子1つが完成するまで約10日かかる。描き手が違えば、表情も変わる。なるべく穏やかな顔を描くようにしている」と話す。2月ごろから来年の干支・卯(う)の張り子を作り始めるという。

 木下さんは「コロナ禍前は、年間4カ月は世界のコーヒー農園へ出かけ、架け橋になろうと奮闘していた。海外へ行けなくなったことで、地元の食べ物や文化の良さを再認識した。邑久町の張り子を知ることが、同町を訪れるきっかけになってほしい」と話す。店内には、木下さんの父親が幼少期にもらった張り子の虎も展示している。

 営業時間は7時~17時。系列店7店舗でも販売する。

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