備前焼作家と料理人によるイベント「BIZEN PREMIUM DINING(備前プレミアムダイニング)」が3月14日・15日、「BIZEN gallery Kai」(備前市伊部)で開かれる。
和食「祥雲」(岡山市北区天神町)の秋山宜之さんと日本料理「あおい」(中区中納言)の古家達洋さんが、岡山の食材などを使った料理を7皿提供する。食を通して岡山を盛り上げたいという料理人2人と備前焼作家で同ギャラリーを運営する一人の森大雅さんが意気投合し、企画したという。
料理の提供には、森さんのほか、同じく備前焼作家の馬場隆志さん、藤田祥さんの作品の中から料理人の2人が選んだ器を使う。12席を設け、盛り付けしている様子も見ることができる。
このほか「Kagiyama Gallery Bar」の賀儀山泰志さんが、料理一皿ごとにティーペアリングを行う。ハーブやスパイスを加えた日本茶を、備前焼のぐい飲みやワイングラスで提供する。
森さんは「料理、飲み物、備前焼、それぞれが刺激し合った末の調和を楽しんでもらいたい。料理人とコラボしたイベントは初めてで、実際に料理を盛り付けた備前焼を見てもらえることはうれしい。今後も可能性を広げられるイベントを企画したい」と話す。
開催時間は12時~。参加費は1万2,000円。要予約。