小説家・田丸雅智さんを講師に招いた「ショートショート作り」ワークショップが6月5日、ハッシュタグ(岡山市北区北長瀬表町2)で開かれる。主催は「Mock Up The Future(モックアップザフューチャー)」。
同団体は、自分では出会うことのない人や分野に触れる機会を提供するために結成した。今回が第2回。前回は「なぜ今、地域で起業が必要なのか?」をテーマに、起業家支援を行う伊藤健太さんを招いた。
当日は、子どもと親子対象の1部「人気作家さんと、親子で楽しい『ショートショート』づくり」、大学生・大人対象の2部「ショートショート作家から学ぶ未来を切り拓く考え方『ショートショート発想法』」を行い、超短編小説(=ショートショート)を書くための発想から執筆までを紹介する。
田丸さんは2011(平成23)年に作家デビュー。超短編小説「海酒(うみしゅ)」は、芥川賞作家で芸人の又吉直樹さん主演で映画化され、カンヌ映画祭などにも出品された。
主催者の原田謙介さんは「田丸さんは大学の同級生。普段では小説を読む側の私たちが、作る側の立場となり、物語を作る体験ができる。コロナ禍で制限が多く新たな体験が減ってしまった。オンラインではなくリアルな場でのワークショップで、物語を作る体験を楽しんでほしい」と話す。
開催時間は、1部=14時~15時30分、2部=16時~17時30分。参加費は、子ども=500円、保護者=1,500円、大学生=1,000円、大人=2,000円。