1日1組限定の「クリスマス・サンセットディナークルーズ」が12月17日~25日、宇野港から出航する。
同クルーズを運営する宇野港土地(玉野市宇野1)は、フランス製カタマランヨットBALI4.0を購入し、2018(平成30)年に貸し切りクルーズをスタート。クリスマスクルーズは今年初めて。
2つの船を並べたような双胴船(カタマラン)は揺れも傾きも少ないのが特徴。船内は8人ほどで使えるテーブルとキッチン、冷蔵庫などを備えるほか、船外にも大テーブルなどを設置する。Wi-Fiも完備。
当日は、瀬戸内温泉たまの湯(同)向かいの桟橋から出航し、瀬戸大橋の西辺りまでのコースを巡る。料理は、ズワイガニのデュクセルなど前菜3種、瀬戸内産マダイのパイ包み焼き・クジラ島風自家製トマトソース、岡山県産千屋牛のフィットチーネパスタ・デミグラスソース、イチゴのムース・フランボワーズソースを提供する。
スパークリングワインまたはアルコールの入っていないカクテル「モクテル」をウエルカムドリンクとして提供するほか、生クリームホールケーキ(3,500円)も追加でオーダーできる。帰港後は、瀬戸内温泉たまの湯で入浴もできる。
同社シニアマネジャーの片山徹さんは「瀬戸大橋の西側に夕日が沈む素晴らしいスポットがある。海上からの景色は特別な時間となるはず。条件が良ければ、エンジンを止めて帆を立て、セイリングを楽しんでもらうこともできる。海の上を滑るような心地よさも味わってほしい」と話す。
「これまでにプロポーズを成功したカップルも数組いた。貸し切りクルーズを、カップルや家族で特別な時間として楽しんでほしい」とも。
運航時間は16時~19時。12月20日は休航。料金は、2人=3万円、3人=2万円、4人~6人=1万5,000円(全て1人当たり)。