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玉野にバスケ専門店「ポートランドパーク」 学校帰りに立ち寄れる場所に

(左から)バスケットボール専門店「ポートランドパーク」店主の中嶋研仁さんと副店長の那須友莉奈さん

(左から)バスケットボール専門店「ポートランドパーク」店主の中嶋研仁さんと副店長の那須友莉奈さん

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 バスケットボール専門店「PORT LAND PARK(ポートランドパーク)」(玉野市築港)が3月25日、オープンした。

バスケットボール専門店「PORT LAND PARK(ポートランドパーク)」の外観

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 店主の中嶋研仁(けんと)さんは小学1年生からミニバスケットボールチームに所属し、中学、玉野光南高校でバスケットボールに打ち込んできた。社会人になって小学生のバスケットボールチーム「二日比BLUE FOX」のコーチを始めた。

 中嶋さんによると、玉野市では1984(昭和59)年ごろからミニバスチームが結成され、岡山県内にミニバスチームが増え、小学生のバスケットボールには歴史があるという。一方で玉野市内の中学校でバスケットボール部があるのは7校中2校だけ。越境通学してでもバスケットボールをする中学生もいるという。

 昨年3月に10年勤めた企業を退社し、4月から中学生クラブチーム「CROSS LINK(クロスリンク)」を結成した。同時に4歳から中学3年生までのスクールも開校。現在は玉野市内外から参加し、チームは18人、スクールは65人が玉野市の中学校、玉野光南高校を借りて練習している。

 同店では、「Arch(アーチ)」「Ball Line(ボールライン)」などのTシャツやパンツ、ソックスと同店オリジナルTシャツを販売する。中嶋さんは「バスケットボールを共通点として世代を超えて集まれる場所にしたい。玉野市内には、玉野光南高校、玉野高校、玉野商工高校の3校にバスケ部がある。高校生が学校帰りに立ち寄れる場所になり、中学生や小学生の憧れとなり、一緒にプレーができるようになるのが夢」と話す。

 中嶋さんは「玉野市内にバスケットボールができる公園を作りたいという思いから店名を名づけた。玉野らしい海が見える場所に、フットサルやスケートボードもでき、週末はキッチンカーが並び、ペットと一緒に遊べるような公園を作ることで、バスケットボール王国・玉野の復活をもくろんでいる」と意気込みを見せる。

 同店オープンの資金を集めるため、4月30日まで、クラウドファンディングで協力を呼びかけている。

 営業時間は11時~18時30分(土曜・日曜は19時まで)。木曜定休。

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