副業クリエーターの作品展「ワークライフアート展」が現在、コワーキングスペース「TOGITOGI(トギトギ)」(岡山市北区磨屋町3)で開かれている。主催は「おかやまデザイナーコネクト」。
同団体は、デザイナーの杉原禎章さんが、「岡山で活動するデザイナーがつながり、これからデザイナーになりたい人の背中を押せる団体」として1月に立ち上げた。これまでにも、広報をテーマにした勉強会「広報さんミートアップ」や、デザイナーと依頼者の出会いの場「街とデザイン交流会」などを開いてきた。
同展は、デザイナーコネクトのスピンオフ企画として、趣味や副業として始めた活動を展示する作品展。会社員をしながら趣味で始めた写真撮影が、写真展に出展したことをきっかけに自作のフォトブックの販売を始めた人や、イラストをSNSに投稿したことをきっかけに仕事としてイラストを描くようになった人など、クリエーター7人の作品を展示する。
会場には、kanaeさんの「今のわたしのハタラクを支えているものたち」をテーマにした写真9点、Yuhaさんの日常風景を写した映像と約50点の写真、なかむらしんごさんの大原美術館の所蔵作品をモチーフにしたイラスト9点、misaさんの貝殻やシーグラスを使った立体作品とアクセサリー約30点、せかりさんの「ちょっとだけ笑える」をテーマにしたイラスト8点、takumiさんのファッションをテーマにしたイラスト4点、M∞de(モード)さんの布にイラストをプリントし刺しゅうを施した作品6点を展示する。
出展者で共同企画者のtakumiさんは「副業として仕事になりつつある人が出展しているため、目標を持って取り組んでいて意欲を感じられる。作品を見るだけでなく、仕事を一緒にできる仲間とも出会える」と話す。
開催時間は9時~20時(金曜・土曜・祝日は18時まで)。日曜定休。入場無料。8月10日まで。