オペラハイライト「カルメン」が8月13日、総社市民会館(総社市中央3)で開かれる。
2015(平成27)年に「第2回総社音楽祭」として総社で初めてオペラが上演された。今回は、音楽監督の佐々木英代さん、カルメン役の伊藤宏恵さん、ドン・ホセ役の柾木和敬さんなど当時と同じキャストらが集まり、再演する。
伊藤さんによると、オペラはオーケストラ、歌、バレエで構成される3時間を超える総合芸術として楽しまれている。今回はダイジェスト版として、山本洋子さんがナビゲート役となり、初めて見る人にも分かりやすくしているという。
岡山出身の伊藤さんは1997(平成9)年、ドイツのマインハイムやケルンでオペラを学び、現在はビュルツブルグのマインフランケン歌劇場の専属歌手として活動。年間100本以上の公演を行う。
伊藤さんは「ビゼーのカルメンは、フランメンコも楽しめるエンターテインメント性の高い作品。全てフランス語での上演だが、聴いたことのある曲もあるはず。心が動けば拍手をし、ブラボーと叫んでもらってもいい。舞台は一緒に作り、楽しんでもらいたい」と呼びかける。
14時開演。入場料は、一般=2,000円、高校生以下=1,000円。全席指定。