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岡大近くに一日限定「桃スカッシュ店」 商品化できない桃を使って提供

(左から)岡山大学ローターアクトクラブの大福優香さん、小松万菜佳さん、木口瑠音さん

(左から)岡山大学ローターアクトクラブの大福優香さん、小松万菜佳さん、木口瑠音さん

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 一日限定の「桃スカッシュ屋さん」を9月7日、岡山大学近くのフリースペース「ガクナンハウス」(岡山市北区学南町2)でオープンする。主催は岡山大学ローターアクトクラブ。

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 ローターアクトクラブは、18歳以上の大学生などを中心とした奉仕活動などを行うロータリークラブが提唱する団体。同団体は昨年秋に結成され、岡山旭川ロータリークラブが提唱した。現在は42人で活動する。今年5月には出荷できないイチゴを使ったイチゴのスムージー店を一日限定で出店した。

 今回は、くらねら果樹園(倉敷市玉島長尾)園主の田邉亮さんが作る、商品化できなくなった桃「幸茜(さちあかね)」を使う。形が悪いもの、傷があるもの、熟れすぎたもの、熟れてないものなど約85個から200杯を作る。

 田邉さんは2020年に会社を退職し就農。清水白桃、白麗、冬桃、黄桃などの品種を手がける。脱サラして農業を始めた3人の農家プロジェクト「恋農(こいのう)」の「ピチピチピーチ王子」としても活動している。

 当日までに桃をむき、みじん切りにした桃にレモン果汁と砂糖を入れ、桃から水分を出してから鍋で煮詰め、とろみが出てくるまで煮詰めジャムを作っておく。当日は、炭酸水で割って提供する。

 前年度の会長を務めた岡山大学GDP(グローバル・ディスカバリー・プログラム)4年の木口瑠音さんは「当日は、フードロスのこともお伝えしながら販売する。大学生や高校生だけはなく、大学周辺に住んでいる人にも立ち寄り、大学生の活動を知ってほしい」と話す。

 営業時間は9時~。

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