天満屋岡山店(岡山市北区表町2、TEL 086-231-7111)で4月26日、岡山県立南高等学校と新庄村との共同プロジェクト商品「ひめの恵み」の販売が始まった。
「ひめらて」と、ひめの恵「肉炒めのたれ」「胡麻ドレッシング」
新庄村の特産品ヒメノモチから作られる甘麹(こうじ)「ひめらて」を使い、同校商業クラブに所属する生徒らが考案した「胡麻(ごま)ドレッシング」と「肉炒めのタレ」の2種類。
昨年11月に生徒らが新庄村へ赴き、実際に「ひめらて」が作られる現場を見学してから企画をスタート。「昔ながらの調味料を現代の人に使ってもらうきっかけへ、ひめらての優しい味わいを生かした手作りのもの」をテーマに、岡山市内のイタリアン「リストランテテラダ」の寺田真紀夫シェフが監修を務め、真庭市の「河野酢味噌製造工場」の協力を得ながら生徒らが企画・パッケージデザイン・試食を行い、今年3月末に完成したという。
発売初日の4月26日・27日には同店地下フーズパレット内にて同生徒らによる試食販売も行われた。商業科3年の清水楓(かえで)さんは「新庄村への思いものせて作った。完成した時はうれしさと感動で胸がいっぱいになった。試食販売は初めてだが、その場で味をみてもらえるので買ってもらいやすい」と笑顔で話す。
今後もフーズパレット内「岡山贔屓(びいき)」のコーナーで継続販売する。価格は「ひめの恵み・胡麻ドレッシング」「ひめの恵・肉炒めのたれ」ともに200ミリリットル入り680円。
天満屋岡山店の営業時間は10時~19時30分。