「おかやま環境フォーラム2024」が1月31日、イオンモール岡山「おかやま未来ホール」(岡山市北区下石井1)で開催される。主催は岡山県環境保全事業団。
廃棄物処理事業、環境調査・分析事業、環境教育、公共施設の管理運営受託などを行う同事業団。広く環境問題に関心を持ってもらうため、環境保全や地球温暖化防止などについての情報や課題について取り上げる同フォーラムを開催してきた。2005(平成17)年2月16日に発効した京都議定書に合わせ「京都議定書発効記念フォーラム」として始め、2012(平成24)年から「おかやま環境フォーラム」へ名称を変更し、今回が20回目。
今回は、経営コンサルティング会社「コンセプト・シナジー」(総社市中央2)社長で、岡山県立大学地域創造戦略センター客員教授の高杉康成さんが「脱炭素時代の高付加価値戦略」をテーマに講演する。高杉さんは、自動制御機器などの製造販売企業「キーエンス」出身。
「脱炭素の切り口はいろいろある。付加価値を上げることで、消費するエネルギー効率が上がるエネルギー生産性の上げ方を伝える。脱炭素だけでなく、賃上げにつながる机上の空論ではない、実際の導入事例を踏まえたリアルな話をする。キーエンスでの取り組みはストイックだと思われがちだが、よく考えてみれば当たり前がほとんど。会社の生産性を上げたい、成長したいと思っている経営者の方に聞いてほしい」と話す。
開催時間は14時~16時。参加無料。定員100人。