生花店「ジュアンフラワー」(岡山市北区野田屋町1)がオープンして、4月7日で2カ月がたつ。
ブライダル装花などを手がける石山ふみ枝さんが開いた同店。花が好きで習い始めた石山さんは、日本フラワーデザイナー協会の1級取得後、オランダに留学し、装飾やブーケ、アレンジなどを学んだ。その後、1996(平成8)年にフラワースクール「アトリエフルール・ド・ジュアン」(同2)をオープン。コロナ禍をきっかけに生花の販売を始め、今回、桃太郎大通りにショップを展開した。
グレーを基調とした店内は、「シックで洗練された雰囲気に仕上げた」という。店頭では、トルコキキョウ、ユリ、バラ、ガーベラなどを販売。この時期は、チューリップやスイートピー、ラナンキュラス、枝物の桜やコデマリ、モクレンなどが並ぶ。定期購入サービスは6カ月で毎月2回、店頭で引き渡す。1,650円、2,750円、6,600円の3コースを用意する。
アトリエで行うレッスンは、フラワーアレンジやブーケ、リースなどを作るコースやフラワーデザイナーの資格取得のコースなどを行う。会社員や主婦、花に関わる仕事を目指す人などが参加しているという。
石山さんは「家に一輪でも花のある生活をしてほしい。私は、疲れていても花から元気をもらえ、花に囲まれていると癒やしてもらえる。珍しい花に出合うのが楽しい。気に入ってもらえると、また楽しい。最近は一輪から買っていく若い人もいる。雑貨店感覚で気軽に足を運んでもらえれば」と話す。
営業時間は11時~19時(日曜・祝日は18時まで)。水曜定休。