「福岡醤油」跡(岡山市北区弓之町)で4月17日、「たまりBAR vol.4」が行われる。
福岡醤油建物プロジェクトの一環。同イベントは、同建物の保存活用を多くの人に知ってもらい、応援してもらいたいとの思いから企画・展開している。今回の出店は、bar.comptoir、日本酒時間、岩崎粉物店。
「福岡醤油」は、後楽園の玄関口・出石町の交差点にあるランドマーク。周辺は、1945(昭和20)年の岡山大空襲の際も被害の少なかった地域で、古い建物が数多く残っている。近年は、店舗や事務所、アートを交えた活用をしている建物も多い。
同建物の南側、しょうゆ店として活用していた建物は明治20年頃建築され、北側の住居部分は、昭和10年頃建築されたという。20~30年前までは同所でしょうゆを製造していたが、その後は酒屋を営んでいた。4年ほど前から建物は使われなくなっており、同プロジェクトでは趣のある建物を保存活用するため署名活動を行うなどの活動に取り組んでいる。
同プロジェクト実行委員は「当イベントに多くの人に参加して多いに楽しんでもらい、空間を満喫し仲間になってほしい」と話す。
開催時間は、16時~20時30分。入場無料。