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岡山・宇野港で「芸術映画」イベント トレーラー型シアターで野外上映

映画上映するトレーラー

映画上映するトレーラー

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 岡山県宇野港(玉野市築港)で8月7日、「第5回宇野港芸術映画座」が始まる。

上映中の様子

 宇野港の「玉の湯」に隣接する空き地と玉野産業振興ビルを会場に、手製のスクリーンをトレーラーに設置し映画を上映する。2010年開催の第1回瀬戸内国際芸術祭で直島を訪れる人と地元民とが夜空の下で映画を共に鑑賞しつながろうとのコンセプトのもと、宣伝から字幕まで外国語と日本語を使用したバイリンガル・イベントとして始まった。

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 今年のテーマは「イスラム」。主催者の上杉幸三マックスさんとタハラレイコさんは「戦後70年、日本でも海外でも戦争、平和、人種、多様性など多くのことを感じ考える節目にある。映画を通じて多くの人がつながることができれば」と話す。

 当日は、日本ではほとんど見ることができない作品を上映するという。フランスで上映禁止となった「アルジェの戦い」(1966年製作)や、パレスチナ自治区ガザ初の女性ジャーナリストを追ったドキュメンタリー「鳥はどこを飛ぶ(仮題)」(2013年)、鎌仲ひとみ監督の「小さき声のカノン:選択する人々」(2015年)など。

 上映後は「鳥はどこを飛ぶ」のフィダ・キシュタ監督ほか、海外の映画関係者と観客を交えたスカイプトークも予定されている。

 ニューヨーク在住で映画製作を行っているマックスさん夫妻は「日本では感じられないことを映画から感じてほしい。岡山に住む多くの外国人にも見てほしい。お互いを知り、共に生きていくことへの一歩としてほしい」と話す。

 会場には椅子を持ち込み、ゆったりと鑑賞することもできる。同イベント運営事務局では現在、クラウドファンディングサイトMotion Galleyで資金支援も呼び掛けている。締め切りは8月6日23時59分。

 開催は、8月10日まで。

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