岡山・天神町にある天神山文化プラザ第2展示室(岡山市北区天神町)で8月3日から、「建築家のしごと3」が開催される。
岡山の建築家12組による「建築のレシピ」と題した展示を行う同展。「料理をつくる時のように建築するときのヒントを知ってほしい。住宅相談会とは違う住まいへのアプローチができるはず」と建築家の織田博充さん。
「パズルの組み合わせで作る住空間ではなく、自分の生活を彩るにはどんな空間がふさわしいのかを考えられる人が岡山に増えてほしい。建築を学ぶ学生にも来てほしい」と本徳彰士さん。
5日には、建築探訪「天神山文化プラザを見る・知る・歩く」を開催。ル・コルビュジェに師事していた前川國男設計の建物を、稲垣年彦さんと大賀環子(まりこ)さんによる解説と館内を歩いて回る。
6日・7日には、小学生対象ワークショップ「建築家と一緒に街をつくろう」を開催。簡単な建築模型を作り、街づくりについて学び、手でモノを作る楽しさを体験する。
「建築家が考える発想や楽しさを多くの人に知ってもらい、豊かで楽しい住まいや街が増えてほしい」と織田さんは話す。
開催時間は9時~18時。入場無料。同7日まで。イベントは要事前予約。