岡山市祇園にある備前国総社宮(岡山市中区祇園)で11月13日、「岡山パクチー奉納祭」が行われる。
岡山パクチーの生産量は全国上位で、「OKAPAKU」を食べられる飲食店も近年増えている。生産者の一人、黄ニラ大使の植田輝義さんは、黄ニラの栽培だけでなくパクチーの栽培も精力的に行っている。当日は、生産者トークの一人として登壇する。
同神社の宮司武部一宏さんはパクチーが大好きで仲間とパクチーパーティーをするつもりだった。県内で山村バーを主催する宮永正基さん、新宅宝さんに相談した後に、奉納祭を行うことになった。武部さんは「神社では地域で採れたものを奉納し、地域の人に還元するのも一つの役目。私のようなパクチー大好きなパクチストだけでなく、これまで苦手だと思っていた人にも来てほしい」と話す。
オーガニック・ビーガン料理の「アルバンモー」、タイ料理の「アジアン食堂アチェチェ」、カレーの「クワイエットビレッジ」、黒とりめしの「あんさんぶる」、パクチービールの「sara366」、タコスの「フリーダムタコス」がいずれもパクチーを使った料理を提供する。
パクチー宝探しやパクチー絵馬などパクチーづくしのイベントも開催予定。当日は6人のアーティストが制作したのぼりで神社を彩る。
開催時間は11時~16時。入場無料。