岡山市のカフェ・ゲストハウス「KAMP」(岡山市北区奉還町3)で11月18日、「若者による持続可能な岡山市のための課題解決ワークショップ」が開催された。主催は岡山市とESD・市民協働推進センター。
若者が「住みやすい」「働きやすい」と思えるような岡山市を考えていく同ワークショップ。過去に6回行われたが、若者に焦点を当てた企画は今回が初めて。
この日の参加者は32人。うち大学生が半数以上を占めていた。第1部では、初めに岡山市職員が「岡山市まち・ひと・しごと創生総合戦略」について説明。山村エンタープライズの藤井裕也さん、タブララサの利根弥生さん、カフェムジカの小田墾さん、te.to.teの岩田由佳さん、くらしのたねの青江整一さんの順で、同戦略の基本目標に沿って地域の課題解決に向けた活動を報告した。
第2部では、参加者がゲストスピーカーを囲み、グループ討論が行われた。「事業のきっかけ」や「活動での苦労話」など意見交換がされた。
参加者の岡山大学2年生は「いろんな視点から話を聞くことができて楽しかった。こういうイベントが増えていくことで自分もよりまちに関わっていきたいと思える」と話す。
進行を務めた岡山NPOセンターの石原達也さんは「高校生や大学生などこれからをつくる世代がまちを変えていく。今回参加してくれた若者の意見がしっかり反映されるようなまちにしたい」と話す。