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岡山の市場で黄ニラ祭り 八名信夫さんが「黄ニラスープ」振る舞う

黄ニラスープを振る舞う八名信夫さん(左)と植田輝義さん(右)

黄ニラスープを振る舞う八名信夫さん(左)と植田輝義さん(右)

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 岡山市の中央卸売市場(岡山市南区市場1)で2月10日、「黄ニラ祭り」が行われた。主催はJA全農おかやま園芸部園芸販売課。

黄ニラスープを配る八名信夫さんと植田輝義さん

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 岡山県特産の黄ニラの地産地消推進を目的に始まった同イベントは今年で9回目。

 同課では、黄ニラの旬に合わせ、「にっこり、いいニラ」の語呂合わせで2月12日を「黄ニラ記念日」に制定している。

 会場にはこの日、俳優の八名信夫さんが来場。岡山市出身で「市場ゴールド大使」も務める八名さんは、黄ニラ農家で「黄ニラ大使」を務める植田輝義さんと共に、黄ニラスープを来場者に振る舞った。

 八名さんは「寒いなか、市場に来てくれてありがとう。熱いよ、気を付けて」と声を掛けながら汁わんを一つ一つ手渡した。先着212人分のスープは開始から約30分でなくなった。

 黄ニラの販売ブースでも、1200束が約30分で完売。箱でまとめ買いをする客の姿が多く見られた。黄色のジャンパー姿で買い物に来たという40代女性は「黄ニラのシャキシャキした食感が大好き。八名さんと握手できて、黄ニラを安く買えて、今日は来てよかった」と話していた。

 同課によると、黄ニラの栽培は岡山県が発祥と言われており、生産量は岡山県が全国の7割を占め、主に関東地方へ出荷しているという。

 植田さんは、「黄ニラ大使になって9回目の祭り。始めたころに比べて岡山の黄ニラファンは確実に増えている。黄ニラの地産地消が浸透すれば、生産者としてもうれしい」と笑顔を見せる。

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