岡山・下石井公園（岡山市北区幸町）で6月1日の「岡山市民の日」、「伝説のおかやまマルシェ 」が開催された。

岡山を代表する飲食店、名産品の店が50店舗並んだ

　岡山市は1889（明治22）年6月1日に誕生したことにちなみ、昨年3月、正式に6月1日を「岡山市民の日」と定めている。昨年は制定記念式典を催し、2回目となる今年は市民が参加できるイベントとして、地元の飲食店や物産店などが並ぶマルシェを開催。「もっと岡山が好きになる」をテーマに、郷土への理解と関心を深め、愛着と誇りを育み、魅力あるまちづくりを進めていくきっかけを目的としている。

　主催は岡山商工会議所青年部など19の団体から成る推進協議会。当日は、県内の名物・名産品などを提供する50店が参加したほか、会場内ステージでは地元の学生や、同市北区表町を中心に活動するご当地アイドル「ハニーブランチ」によるライブ、岡山ローカルヒーロー「鬼神戦士ジャケンジャー」のショーなども展開。多くの家族連れなどでにぎわった。

　同公園周辺を市民の手で清掃活動する「大都会岡山クリーンクリーン大作戦」も同時開催し、会場では軍手やゴミ袋の配布と集めたごみの回収も行った。

　推進協議会の黒田季之（としゆき）会長は「今回のようなイベントを行うのは今年が初めて。郷土愛を育む一助となることを目的に岡山の名物品や名産品などを使ってのマルシェを開いた。岡山市民70万人が実感できる特別な日にしたい」と話していた。

次年度以降も開催を検討中。