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岡山の居酒屋、「伝説のキジ料理」提供開始から2年

「ほかにはない味わいを、まずは食べてみてほしい」と料理長の宮脇宣孝さん

「ほかにはない味わいを、まずは食べてみてほしい」と料理長の宮脇宣孝さん

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 岡山の居酒屋「酒楽食彩もっこす」(岡山市北区幸町9、TEL 086-227-2951)が「伝説のきじ料理」の提供を始めて2年目を迎えた。

「きじしゃぶ」はコースでも

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 同店は瀬戸内の海の幸と熊本の郷土料理を提供して21年がたつ。中でも「ぼたん鍋」はテレビなどでも取り上げられ看板メニューとなっている。キジ料理を始めたのは、「岡山らしいものを食べてほしい」という思いと、岡山がルーツの「桃太郎伝説」からヒントを得たのがきっかけ。4年前から熊本で養殖を始め、今年2月から岡山市が行っているPR企画「伝説の岡山市」に倣い「伝説のキジ料理」と銘打っているが、同店で提供を始めたのは昨年3月から。常連客からの評判も良く、岡山の新名物として接待の席で注文されることも多いという。

 料理長の宮脇宣孝さんは「地鶏やカモ肉に近いのではとイメージする方が多い、全く別もの。刺し身で食べても、焼いて食べても違う楽しみがあり、ほかに例えようのない食感・風味はとにかく食べてみてほしい」と笑顔で話す。

 中でも「おすすめ」は、キジのガラから取っただしで食べる「きじしゃぶ」(単品1人前4,300円)で、肉の味とスープのうま味を存分に楽しめるという。新鮮なものが入荷した時だけ「キジのきも」(1,800円)が「本日のおすすめ」に加わる。産卵期である4月~6月は貴重な卵を使った料理も提供する(今季は5月末で終了)。

 宮脇さんは「食べものから話題が生まれるようなメニュー作りや、期待・感動・喜びを大切にしている。お客さまに期待していだけるよう、ほかでは味わえない料理を考えて提供し続け、食べて感動していただけたら、それがやりがいとなり、さらに応えようと思う」と熱く語る。

営業時間は17時~翌1時。日曜定休(予約があれば要相談、日曜が祝日の時は翌月曜休)。

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