岡山県天神山文化プラザ(岡山市北区天神町)で3月19日、映画「さぬき巡礼ツアー」が再上映される。
同作品は2011年、「さぬき映画祭」で企画優秀賞と奨励賞を受賞。翌年7月の岡山メルパ(北区駅前町1)での上映では、2週間で700人以上の観客動員があった。脚本を書いた吉田摩弥子さんは「見ることができなかった人のために、また今後の映画製作にも関心を持ってもらうために開催することにした」と話す。
ストーリーは、一流の詐欺師を目指す主人公がお遍路とパワースポットを組み合わせたさぬき巡礼ツアーに偽物霊媒師として参加するコメディー。製作費の約600万円は全て自己資金という。
製作したシネマファクトリーは、2015年1月に岡山で上映された「ふうがわりい」など23本の映画を手掛ける映画製作チーム。エキストラやスタッフなど多くのボランティアが参加している。吉田さんは「映画を見るだけでなく参加してもらい、多くの人の力で完成する映画を今後も製作していきたい」とも。
19時開場、19時30分開映。料金は、前売り=1,000円、当日=1,200円。