備中国分寺(総社市上林)周辺で現在、「吉備路れんげウィーク」が開催されている。
レンゲが見頃を迎えるゴールデンウィークに合わせて企画した同イベント。
期間中、レンゲ畑に囲まれた備中国分寺を中心に、備中国分寺五重塔ライトアップ、同塔内一階とこうもり塚古墳の公開、きびじつるの里(総社市三須)でタンチョウ観察会を行う。5月3日は備中国分寺境内で、和太鼓演奏、日本舞踊と備中神楽奉納を行う。
レンゲは総社市の市花として、同市合併1周年を記念して2006年に定められた。同市を代表する観光地の備中国分寺と吉備路を紫色一色に染め、春の訪れを告げる花として地元民や観光客に親しまれている。
子どもと散歩で訪れたという総社市在住の30代女性は「毎年この時期になるとレンゲを見に来たくなる。五重塔と満開のレンゲを背景にこいのぼりを持った子どもの写真を撮った」と笑顔を見せていた。
5月7日まで。