岡山市の雑貨と喫茶「ネイロ堂。」(岡山市北区番町2、TEL 086-234-8418)で現在、企画展「超戦国祭2017」が開かれている。
同展は2回目の開催。岡山にゆかりのある戦国武将、宇喜多直家と小早川秀秋をメインに、人物のイメージやエピソードにちなんで制作されたグッズ約400点を展示販売する。戦国武将ファンの作家13人が出品する。
同展を主催するせっけん作家の白神恭子さんは、「10月上旬に岡山城で行われる宇喜多秀家のイベントにちなんで、戦国武将ファンが楽しめる場になることを願って開催している」と話す。「初日は姫路、三原からの来場者もいた。それぞれの人が好きな武将について深い話ができ、じっくり楽しめるのが魅力」とも。
白神さんは、宇喜多直家・小早川秀秋・長宗我部盛親らを一人一人イメージして色・デザイン・香りを選んだ「武将せっけん」(1,300~1,800円)を出品。箱には大竹直子さんが宇喜多直家を主人公に描いた漫画「阿修羅(あしゅら)の契」に登場する武将のイラストを掲載している。大竹さんにアドバイスを受け、せっけん・箱を制作したという。
店舗の2階和室には、大竹さんの原画・描き下ろし画、「煙突工房」の備前焼で家紋をモチーフに作った箸置き・ブレスレット、矢吹公乃さんの宇喜多家家紋をモチーフにしたネックレス、光森えり幸さんが武将をイメージして仕上げた茶わん、海老天(えびてん)たまこさんの家紋などをデザインした土鈴などが展示されている。
会期限定メニューとして、「水攻めカレー」(900円)を数量限定で提供している。備中松山城の水攻めのシーンを再現したというカレーは、チキンとキノコのカレーの中に浮かぶブロッコリーで攻められる城主の清水宗治、ライスの上にニンジンで羽柴秀吉軍、サラダの上に赤いパプリカで小早川秀秋の家紋「違いがま」を表している。石川泰二郎さんが同展用に作成した備前焼の皿を使用する。
営業時間は11時~19時(最終日は15時まで)。火曜定休。10月15日まで。