王子が岳パークセンターに1月1日、初日の出を見に200人以上の人が訪れた。
標高234メートルの新割山にある同施設は、目の前に瀬戸内海が広がる。西には瀬戸大橋、南は香川、東には直島、豊島(てしま)、小豆島が見える。同施設内には、2017年にオープンしたカフェ「belk(ベルク)」が初日の出に合わせて営業する予定だったが、店主の体調不良により営業は中止。
同施設の周りには展望台が数カ所あり、初日の出の1時間以上前から多くの人が少しずつ明るくなっていく東の空を、カメラや携帯を持って待った。7時11分ごろ太陽は姿を微かに現したが、雲に隠れた。その後、大きな姿を見せ大きな歓声が上がった。
東京から帰省中の20代女性は「瀬戸内海に昇る美しい初日の出を見られて良かった。今年もきっといいことがあると思う」と話した。