岡山市中心部後楽園東側の旭川河川敷で3月29日、「2013岡山さくらカーニバル」が開幕した。地元市民から観光客までが集まり、天候にも恵まれた初日には大勢の人で河川敷があふれた。
蓬莱橋から相生橋までの区間(約1.3キロ)に立ち並ぶソメイヨシノは約250本。後楽園や岡山城など、岡山を代表する観光名所のお膝元で、これだけの桜が満喫できるのが同イベントの特徴。期間中、50近くの屋台が軒を連ねて、地元岡山、中国地方のB級グルメや定番グルメを提供している。
日頃からこのエリアでは学生や家族連れがバーベキューを楽しむ風景が多く見られるが、花見のこの季節には、さらに多くの煙と香りが立ち上っている。
日没後、ぼんぼりやちょうちんなどで照らし出された桜の下では、カップルや家族連れ、職場仲間らが桜の花を愛(め)でながら、春の夜を満喫している。
開催は4月7日まで。