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卓球Tリーグ「岡山リベッツ」、チケット完売になるも敗戦 世界ランク5位と7位の試合も

岡山リベッツの応援に来た観客

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 卓球Tリーグ「岡山リベッツ」が12月8日、岡山武道館で首位の「木下マイスター東京」と対戦した。

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 「木下マイスター東京」は、7勝1敗で首位。唯一の敗戦は11月23日の「岡山リベッツ」戦。一方の「岡山リベッツ」は3勝4敗の2位。2位以下は混戦で、試合ごとに順位が入れ替わる可能性もある。同試合のチケットは前売りで完売し、入場者数は1778人だった。

 第1試合のダブルスは、両チーム共に得意とするゲーム。組み合わせは前回と同じ、岡山の上田仁・森薗政崇ペアと東京の水谷隼・松平健太選手のペアの対戦となった。序盤は東京の勢いが勝ち、第1セットを落とす。森薗選手のスマッシュ決定率が上がり、流れをつかんだ岡山が2-1の逆転で勝利した。

 第2試合は、世界ランキング7位の岡山のイ・サンス選手と5位の東京・張本智和選手の戦い。イ・サンス選手のサービミスもあり、張本選手が試合の主導権を握った。2セット先取され追い込まれた第3セットでは粘りを見せるが、14-16と15歳の張本選手がストレートで勝利した。

 第3試合は、2018年香港オープン・男子シングルスで優勝経験を持つ大学生プロ選手・吉村和弘が登場。前対戦でマッチカウント2-2になった時にだけ行われる延長戦に登場し、張本智和選手を見事破り、勢いに乗っている。試合は、東京の大島祐哉選手のサービスに苦戦し、先手を取られる場面が多くなり、1-3で負けてしまう。

 第4試合は、1-2と追い込まれた岡山のキャプテン・上田仁選手と東京の水谷隼選手の試合。2016年リオデジャネイロ・オリンピックで日本人初の個人でのメダルを獲得した実力を持つ水谷選手が3-2の接戦を制した。

 岡山リベッツは翌日の「琉球アスティーダ」戦を3-2で勝利し、4勝5敗で3位となった。次回、岡山武道館での試合は12月26日「T.T彩たま」戦(19時~)、27日「木下マイスター東京」戦(19時~)。

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