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岡山のパティスリー、ワイナリーなどとコラボクリスマスケーキ 春から企画

パティスリー「アール・ブリュット」のオーナー木村充均さんら

パティスリー「アール・ブリュット」のオーナー木村充均さんら

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 パティスリー「アール・ブリュット」(岡山市北区田中)が現在、ワイナリーなどとコラボレーションした3種のクリスマスケーキを販売している。

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 「ノエルtetta(テッタ)」はブドウ園・ワイナリー「ドメーヌ・テッタ」(新見市哲多町)とのコラボケーキ。2016年、ワイナリーの完成・オープンパーティのケーキをアール・ブリュットで担当したことから付き合いが始まった。シャルドネ100%の白ワインを使う。フルーティな香りのワインを煮詰めてムースにし、ホワイトチョコレートのムースで包んでいる。

 「ノエルPrime(プライム)」はパン店「Prime(プライム)」(倉敷市水江)とのコラボケーキ。オーナーの木村充均さんが大好きなパン店で、よく訪れるという。プライムからは、フランス菓子でブリオッシュ生地にカスタードやバタークリームを挟んだパン菓子「トロぺジェンヌ」をイメージして作ったというチョコレートブリオッシュを提供。ほかにグリオットチェリーが入ったピスタチオのムースがケーキの中に入り、ミルクチョコレートのムースで閉じ込めている。チョコレートと同じような口溶けを再現するために、10回以上の試作を繰り返したという。

 「ノエルKonishi(コニシ)」はコーヒー専門店「小西珈琲」(表町)とのコラボケーキ。店内で提供しているコーヒーや、ケーキ「オペラ」(450円)にも同店のコーヒー豆を使っている。ココア生地のサンファリーヌとシナモンのババロアをスイートチョコレートのムースで包んだ。表面にゴツゴツと見えるのは粗く削ったコーヒー豆。

 木村さんは「どのオーナーも熱い思いと高い技術を持っている。応えられるだけのケーキを完成形させるために、春から企画し秋ごろにようやく完成した。特別なケーキをクリスマスに楽しんでほしい」と話す。

 営業時間は10時~19時。価格は各3,800円(5号)、各100個限定。受付は15日まで。

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