クイーンのトリビュートバンド「9UEEN(キュイーン)」が映画「ボヘミアン・ラプソディ」の最後21分を再現するライブが4月28日、岡山クレイジーママ・キングダム(岡山市北区中央町)で開かれる。
12周年記念ライブ「スーパーハードロック2019」の中で行われる。クイーンのほかにAC/DC、ヨーロッパ、浜田麻里さんのトリビュートバンドも出演する。
9UEENは、ボーカルのフレディー・トオル・マーキュリーさんが率いる静岡県浜松市出身のアマチュアバンド。ギターのブライアン・五月(さつき)さん、ベースのポン・ディーコンさん、ドラムスのロジャー・ミチャラーさん、コーラスなどのスパイク・ミカゲ・エドニーさんの5人編成。岡山でのステージは4度目。トオルさんは「普段はお盆シーズンしかライブはしない。難易度の高いコーラスに注目してほしい」と話す。
今回のイベントは、同ライブハウスの平井成一さんが同映画の試写会を見ている時に思い付いたという。1975(昭和50)年4月28日、岡山県立体育館(岡山市北区いづみ町)に初来日で訪れたクイーンのライブに当時高校1年生だった平井さんは行けなかった。44年後の同日にクイーンを見たいと思い企画した。
映画の終盤、ロンドン郊外ウェンブリー・スタジアムでのライブエイドのシーンを再現する。グランドピアノ、壁のようなギターアンプ、ピアノの上に置かれたコーラのカップなどをオリジナルで製作。衣装やライブ中継のカメラマン役など7曲21分の完全再現を試みる。
17時開場、17時30分開演。入場料は3,000円(別途ドリンク代600円)。