カードゲーム大会「UNO宇野2019・ファインディングウノ」が9月15日、玉野市立図書館(玉野市宇野)で開かれる。主催はアート教室フィンセント。
カードゲーム「UNO」を岡山県玉野市にある宇野で開催する世界大会。2013(平成25)年にスタートし、昨年は台風のため中止となった。今年が7年目の開催。同教室のアーティスト、ジャン・ジャックさんが瀬戸内国際芸術祭の作品公募として「UNO宇野」を思い付いたのが始まり。
今年のテーマは、昨年計画していた「海」。会場を瀬戸内海に、各対戦テーブルを島に見立てる。7つの島を制覇したジャン・ジャック・スパローに扮(ふん)したジャンさんが、大会趣旨や同大会のルール説明をして始まる。当日、麦わら帽子や水中眼鏡、アロハシャツなど海ファッションで参加すると参加費が100円引きになる。
ゲームの予選は、制限時間内に何度でも対戦することができ、上位の人は得点を獲得する。各テーブルの1位と、得点の高い人から合計約15人が決勝に選ばれる。決勝は4テーブルで争われ1回勝負。ここで勝った人が優勝決定戦に出場できる。優勝決定戦も同じく1回勝負。優勝者には、オリジナルトロフィーを進呈する。
2017(平成29)年のチャンピオン・佐々木舞子さんは「配られたカードが良かったので、チャンピオンになれた。決勝から1回勝負なので、運もある。誰でもチャンピオンになれる可能性があるので、挑戦してみる価値あり」と話す。
これまでの出場者は日本人のほか、アメリカ・オランダ・韓国・台湾・香港・カンボジアなど外国人もいた。ジャンさんは「子どもから大人まで多くの人が参加している。駄じゃれから始まった軽いイベントだったが、回を重ねるごとに競技にも演出にも力が入り、真剣になっていく。『宇野』という名字の人の参加がなく、かなり真剣に募集している」と話す。
開催時間は14時~16時30分。参加は事前予約が必要。参加費は一般=1,500円、小学生~大学生=1,000円、名字が「宇野」の人は無料。予約はフェイスブックイベントページなど。8月25日は無料の練習会を開き、開催前日の9月14日は会場をマスキングテープでデコレーションするワークショップも行う。