デニムブランド「EVERY DENIM(エブリデニム)」(倉敷市児島唐琴)が9月15日、「ハッシュタグ」(岡山市北区北長瀬表町)で「泊まれるデニム屋」プロジェクト応援イベントを開く。
2015(平成27)年、当時大学生だった弟の島田舜介さんと兄の山脇耀平さんが、倉敷市児島にある染め・縫製・加工など職人の高い技術を知ってもらおうとの思いから立ち上げた同ブランド。2015(平成27)年に黒ベンガラで染めたジーンズを第1号商品として販売した後、約1年4カ月間、キャンピングカー「えぶり号」で47都道府県を巡り、衣食住に関わる生産者と出会うプロジェクトを展開した。
同ブランドでは現在、「泊まれるデニム屋」プロジェクトを立ち上げ、1,000万円の資金支援者をクラウドファンディングで呼び掛けている。
島田さんは「ジーンズの街・倉敷市児島に『DENIM HOSTEL float』を9月21日にオープンする。店舗だけを出すのであれば、東京や大阪、岡山市内でもよかったが、美しい瀬戸内と生産者のいる街に根ざして、地域を盛り上げたいと思い児島にした」と話す。
同施設は、4人用個室2部屋、4人用広間2部屋を備える。同ブランドのショールームではオーダー販売にも対応する。カフェでは、コーヒーなどのドリンクとスパイスカレーも用意。夕方までにチェックインした人は染め物体験ができるほか、バーベキューセットやSAP(スタンドアップパドルボート)の貸し出しも行う。
イベント当日は、エブリデニムの島田さんとアパレルブランド「Johnbull(ジョンブル)」の菅野伸哉さんのトークショー、新商品「Spoke」の岡山初試着会、島田さん特製のカレー(800円)販売を予定する。
開催時間は19時~21時。参加費は1,500円。