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岡山のアパレル企業が衣食イベント パン職人用エプロン発売記念で

エプロンを着たヒヨリブロートの中山大輔さんと塚本久美さん

エプロンを着たヒヨリブロートの中山大輔さんと塚本久美さん

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 岡山市にある「Johnbull Private labo(ジョンブル プラベート ラボ)岡山店」(岡山市北区問屋町)で6月2日、初めての衣食イベント「ONEPLATE(ワンプレート)」が開かれた。

ONEPLATE(ワンプレート)

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 ジーンズを中心にカジュアル衣料を製造販売する「ジョンブル」(倉敷市児島赤崎1)が、「旅するパン屋HIYORI BROT(ヒヨリ ブロート)」(兵庫県丹波市)と共に作ったエプロンの販売を記念して企画した。会場ではmakilele(マキレレ)さんがウクレレで弾き語りをする中、午前と午後の各限定100人が参加した。

 ヒヨリブロートはFARMANIC(笠岡市)の全粒粉を使ったカンパーニュと一文字うどん(瀬戸内市)のフスマを使ったバンズを提供。名刀味噌(みそ)本舗(瀬戸内市)はみそとバターを配合したこの日特製の甘みそバター、FARMANICは平飼い鶏の有精卵で作ったサラダとイタリアンレタス、一文字うどんはヒエ・アワ・麦・大豆・米で育った五穀鴨(かも)、キノシタショウテン(瀬戸内市)はコーヒーとカフェラテを用意。参加者はプレートを持って各ブースを回り、サンドイッチを作って食べることができる。

 今回発売したエプロンはパン職人用。男女ともにリバーシブルで、表側はパン販売時、裏側はパン製造時に着る。表側はメモなどが入るようにクチの開いた大きなポケットが付いている。裏側は、焼く前の生地に切れ目を入れるクープナイフを拭く布が腰部に付いている。ポケットの口も閉じていてパン粉などが入らないよう工夫されている。

 ジョンブルの越智輝佳さんは「職業によってエプロンに求めることもさまざま。これまでエプロンプロジェクトは、靴磨き職人用、書店員用など30種以上を共同開発してきた。ヒヨリブロートの塚本久美さんは、エプロンを着ていることで肩こりになると意見をもらい、女性用はひも型にせず、ノースリーブのような形にした」と話す。

 越智さんは「各生産者さんとゆっくり会話を楽しみ自分で作るサンドイッチは、おいしさも格別。一つの商品から多く人がつながるイベントを、これからも企画したい」と話す。

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