はしご酒イベント「日本酒ゴーアラウンド岡山2019」が10月1日、岡山市中心部の16店舗で行われる。主催は「オカヤマ・サケ・コンソーシアム」。
2008(平成20)年、大阪で始まった同イベントは、2017(平成29)年から岡山が参加。今年、松江・高知・静岡が増え、14都市が同時開催する。1978(昭和53)年に日本酒造組合中央会が制定した「日本酒の日」に行う。
参加者は全国共通で使える「さかずきんちゃんバッジ」(500円)を購入し、胸につけて参加店舗に行くと、最初の1杯(60ミリリットル)を無料で飲むことができる。有料のつきだしを必ず注文するシステムとなっている。参加店舗はコンビの酒蔵の酒を数種、用意している。バッジは6種類で、初参加の松江・高知・静岡に加え、南極、宇宙、エベレストがある。
泡と旬「しゅはり」(本町)は和歌山県の中野BC「紀伊国屋」、「うつのみ屋」(磨屋町)は愛媛県の首藤酒造「寿喜心」、和酒「BarIwatsuki」(磨屋町)は山口県の永山本家酒造場「貴」、酒・旬処「クロちゃん」(磨屋町)は岡山県の落酒造場「大正の鶴」、「てっぱんひろし」は山口県の酒井酒造「五橋」、しちりん焼き肉「岩勝・田町店」(田町2)は兵庫県の下村酒造店「奥播磨」、中村食堂(丸の内1)は岡山県の渡辺酒造本店「夢倉敷」、日本酒バル「解放区kai-fork」(内山下1)は岡山県の白菊酒造「大典白菊」を提供するなど、合計16店と16酒造がコラボ参加している。
主催の藤井優さんは「何軒もはしごをする楽しみを味わってほしい。1人で参加しても知らないうちに仲間ができる。酒造の方の話も聞けるし、平日だが半休取って参加してほしい。10月1日は街中で日本酒が飲めるような日にしたい」と話す。
開催時間は14時~22時(店舗により開催時間が異なる)。