日替わりバー「Kencho-Dori One Night Bar」が9月28日から、岡山県庁通りにある空き店舗（岡山市北区錦町）で5日間限定営業する。主催は不動産店「HIT PLUS」（岡山市北区出石町1）。

岡山県庁通り

　2車線の県庁通りを1車線にして、車中心から歩行者優先の街づくりを進める計画を数年前から行っている岡山市。12月からは車線減少と歩道拡幅工事を始める予定。「Kencho-Dori One Night Bar」は2018（平成30）年に始まった「県庁通りデザインミーティング」のシーズン第2弾企画。

　なぎビーフ生産者直営店「QUICHI（キューチ）」跡の空き店舗では、屋外にもテーブルを置き、「ワイン＆スタンド スロウカーヴ」（岡山市北区平和町）のナチュラルワインを中心に、「koti berwry」（岡山県備前市）のビール、「キノシタショウテン」（岡山県瀬戸内市）のエスプレッソ、各店の料理を提供する。

　28日はイタリア料理店「LABOCCA（ラボッカ）」（岡山市北区幸町）、29日は「ナチュラルワイン食堂 Okuto（オクト）」（岡山市北区中山下1）、30日はイタリア料理店「Carapan（カラパン）」（岡山市北区表町3）と「夕食とお酒 あまおと」（岡山市北区表町3）、10月1日は中国料理店「はすのみ」（岡山市北区平和町）、2日はフランス料理店「LE PONT NEUF（ポンヌフ）」（倉敷市上東）が出店する。

　「HIT PLUS」の打谷直樹さんは「野外でワインや食事が気持ちよく楽しめるよい季節になった。日常的に街を楽しむ人が増えると、もっと街を歩きたくなると思う。空き店舗で実験的に営業するが、歩道が広がった後のことを想像しながら楽しんでほしい」と話す。