トレハロースの製造販売などを手掛ける「林原」(岡山市北区下石井1)が10月8日、JR岡山駅のデジタルサイネージに自社キャラクター「トレハ星人」のジャック広告を掲出した。
「トレハ星人」は、「林原」が2004(平成16)年から2011(平成23)年まで約8年間、テレビCMやキャラクターグッズ販売などを展開していたPRキャラクター。広告起用は8年ぶり。
「林原」は1883(明治16)年、水あめ店として創業。その後、トウモロコシなどのデンプンから作る天然糖質「トレハロース」の開発を主に手掛けている。ジャック広告は、2013(平成25)年に一般社団法人日本記念日協会が認定した「トレハロースの日」(10月8日)にちなみ企画した。
広報担当者の小林辰男さんによると、広報手段として公式ツイッターを始めるに当たり、社内外からトレハ星人復活の声があったため、起用することにしたという。「トレハロースの日にJR岡山駅をジャックして、トレハ星人が帰って来たことを知ってもらいたい。今後は宇宙人目線のちょっと変わった広報を届けていければ」と意気込む。
この日はJR岡山駅2階改札外側の東西連絡通路にある36面のデジタルサイネージに6時~24時の18時間、トレハ星人からのメッセージを表示した。メッセージは、「トレハ星人帰ってきた」編、「#トレハ星人で検索」編、「トレハロースは、林原」編の3種類を用意し、トレハ星人の娘も登場した。