さば料理専門店「SABAR+岡山店」(岡山市北区駅前町1)が岡山駅前商店街の商業施設「イコットニコット」1階にオープンして2カ月がたった。
全国21店舗目としてオープンした同店。デザートなど一部の品をのぞいて全ての料理にサバを使う。青森県八戸沖で10月~1月に水揚げされた旬のサバを瞬間冷凍し、提供しているという。
同店では、重さが550グラム以上で脂質が21パーセント以上のサバを「トロサバ」と呼び提供している。店長の森山一圭さんは「20代のカップルや子ども連れの家族、健康志向の人も来店してくれる。新鮮な生のサバを食べてほしい」と話す。刺し身は4種あるが、「メガとろさばのお造り」(1,185円)がお薦めという。
岡山限定メニューは、「岡山名物さば祭りずし」(1,080円)とサバ缶に入った「岡山名物さば缶祭りずし」(580円)、「デミカツSABARみそ丼」(900円)、「お腰につけたさば団子」(380円)を用意する。
店内は、岡山発祥の昔話「桃太郎」を基に作った「さば太郎物語」を壁面に描く。さば缶から生まれたさば太郎が、岡山圏内に産地のあるタコ・カキ・ウナギを連れて鬼ナマズを倒しに行くというストーリー。テーブルに敷かれる紙製ランチョンマットには、同ストーリーや登場人物の紹介など5種類を用意する。
メニューは、韓国風「おつまみとろさばユッケ」(450円)、アイリッシュパブ風「フィッシュ&チップス」(720円)、サバのアヒージョ「しめさばサバージョ」(580円)、モロッコ風ポテトサラダ「クミン香るポテトサバダ」(380円)、「キーマチーズ38ナンピザ」(620円)など。
ドリンクは、スムージーやカクテル、ハイボールをはじめ、吉久保酒造(茨城県水戸市)のサバ専用日本酒「SABA de SHU(サバデシュ)」、御前酒蔵元辻本店(真庭市)の「NINE」、十八盛酒造(倉敷市)の「ことのわ」(以上、100ミリリットル=450円)など8種の日本酒も用意する。
ランチタイム(11時~15時)は5種の丼メニューと、「大とろさばの塩焼き定食」(1,000円)、「さばひつまぶし重定食」(900円)など8種の定食を用意する。
営業時間は11時~22時38分。