「ラグビーワールドカップ2019日本大会」決勝戦のパブリックビューイングが11月2日、IPU・環太平洋大学岡山駅前グローバルキャンパス(岡山市北区下石井2)で開かれる。
企画したのは、岡山城東高校(岡山市中区下)ラグビー部OBの尾田高章さん。2014(平成26)年から1年間20カ国を旅し、2016(平成28)年から2年間はペルーのクスコに住み、マチュピチュやウユニ塩湖などの観光手配をする企業で勤めた経験がある。海外でサッカーワールドカップのパブリックビューイングなどを体験し、岡山でもパブリックビューイングでしか味わえないスポーツの楽しさを伝えたいと企画したという。
尾田さんは「パブリックビューイングは、家庭での観戦、スポーツパブなどでの観戦とは違い100人以上観衆が1カ所に集まり、仮想スタジアムをつくり応援する。決勝は世界の最高峰。ラグビーに詳しくはない人でも一緒に感動を味わえるはず。学生さんや子どもにも来てほしい」と話す。
9月20日の初戦「日本対ロシア」でも行い、IPU環太平洋大学、倉敷高校、創志学園のラグビー部などから約130人が集まった。
現在、会場代や放映権料などをクラウドファンディングで資金集めをしている。尾田さんは「岡山にラグビーをはじめ、スポーツのパブリックビューイングで大勢が一緒に楽しめる文化をつくりたい。世界レベルのスポーツを臨場感ある中で感じられることは、子どもたちにスポーツの持つ価値を伝えられると信じている。来年以降も計画したい」とも。
開催時間は16時~20時30分。入場無料。アルコールなど飲食の提供は行わない。クラウドファンディングは10月30日まで。