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岡山の書店でも「ブックサンタ2019」 ひとり親家庭に絵本届ける

「ブックサンタ」を行うNPO法人チャリティーサンタの理事・河津泉さん

「ブックサンタ」を行うNPO法人チャリティーサンタの理事・河津泉さん

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 チャリティーサンタのプロジェクト「ブックサンタ2019」が現在、書店「丸善・岡山シンフォニービル店」(岡山市北区表町1)で展開されている。

 同プロジェクトは、2017(平成29)年から全国でスタートし、岡山の書店では初めて。岡山市こども福祉課と連携し、同店で購入した児童図書や絵本をレジで預けると、ひとり親世帯へ届けられる。岡山市が把握している児童扶養手当を受給しているひとり親世帯へアンケートを行い、希望者に送られる。クリスマスイブの日に、チャリティーサンタが直接届ける家庭もある。今年は34都道府県、282書店で同プロジェクトが行われており、昨年は1362人の子どもへ届けられた。

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 チャリティーサンタは2008(平成20)年に活動を始めた。寄付をした家庭にサンタクロースに扮(ふん)したスタッフが、家族が用意したプレゼントを持って訪問する。寄付金は、以前は世界中の困難な状況にある子どもの支援へ現在は、災害の被災地などの子どもの支援に使われている。

 岡山支部は、今年100世帯・200人以上の子どもを訪問する予定。昨年の平成30年7月豪雨で被災した真備町やみなし仮設住宅に住まいの家庭なども訪問する予定。同時にサンタクロースになってくれるボランティアも募集している。

 同団体の理事・河津泉さんは「本が好きな人。子どもの頃に読んだお気に入りの本がある人。7人に1人の子どもが貧困と言われているが、実際は見えづらい。クリスマスは、友達はもらえているプレゼントがないと辛い思いをする子どもと我慢させていると思い苦しむ親がいる。地域の大人が大げさでなく支えられる関係がブックサンタでできる」と話す。

 書店での寄贈は12月24日まで。寄贈された本のうち準備が間に合わなかったものなどは来年のクリスマスに届けられる。

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