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岡山市内で「Uber Eats」サービス開始へ 地元飲食店の加盟店も

Uber Eatsのドライバー・高瀬敦之さん

Uber Eatsのドライバー・高瀬敦之さん

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 フードデリバリーサービス「Uber Eats(ウーバーイーツ)」が3月4日、岡山市内で始まった。

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 同サービスは2016(平成28)年9月、東京でスタートした。岡山は、大阪、京都、福岡などに次ぎ13都市目。岡山市北区、中区、南区の各一部でサービスを提供する。

 同サービスのアプリで加盟店の料理を選びネット決済を行う。配達先は選択できるため、自宅だけでなく企業や公園でも可能だという。登録したウーバードライバーが、店から配達先へ自転車やバイクなどで届ける。

 加盟店は、全国チェーン飲食店のマクドナルド、吉野家、カレーハウスCoCo壱番屋の各店の他、ゲストハウス「KAMP(キャンプ)」(奉還町3)のカレー、インド・ネパール料理「NAN HOUSE(ナンハウス)」(中井町1)、黒糖タピオカ専門店「TAPITORA(タピトラ)」(表町2)、スムージースタンド「モアフル」(奉還町3)などの地元の飲食店を含めて40店以上。

 ドライバーの一人、高瀬敦之(あつし)さんは昨年10月、大阪でドライバーを始め、岡山でも宅配を始めた。2004(平成16)年からサッカー選手として活動し、ファジアーノ岡山設立から3年間プレーし、同チームのサッカースクールの代表を務めた経験がある。元サッカー日本代表・岡崎慎司さんが設立したドイツのサッカーチーム「FCバサラ・マインツ」で2015(平成27)年、サッカー選手として活躍していた。現在は、無人島生活「まほろばin鹿久居島」(備前市)や幼稚園や保育園などを巡回して指導する「スマイルキッズ」、アスリートフードマイスターなどとして活動の場を広げている。

 高瀬さんは「働き方、生き方は多様化している。年齢や生活場所、仕事など、オンラインでつながるようになってフラットになっている感覚がある。空き時間に配達をして、私自身も多くの情報を手に入れることができる。街のパトロールや道の整備状況が分かるなど、テクノロジーと連携してもっと社会が良くなる方向になってほしい」と話す。

 サービス提供開始は9時から。営業時間は飲食店によって異なる。

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